何か変わるかもしれない、何か救われるかもしれないと思い、久しぶりに地元へ帰った。昔の友達に会ったり、散歩してみたり、珈琲を飲んだり。あまりにも人間が少ないので、東京にいたら味わえないほどの穏やかさだった。

日々の暮らしで悩みは尽きない。仕事のこと、人との関係のこと、将来のこと、私のこと。全部自分で選んで今があるのだけれど、上手くいかないと投げ出してしまいたくなる。

東京に帰ってきて、向き合わなければいけないことの多さにまた落ち込んでいる。どこかできっと間違えていたに違いない。

 

結局地元で暮らすという選択肢はなくなった。家族がいても、友達がいても、居場所があっても、心惹かれる場所に私はいたい。

救いの手を待つのではなく、自分で自分を救わなければ、きっとこれは続くのだろうな。