浜簪

先日、人の感情に流されてしまい酷く落ち込んだ。共感は長所であり生きづらさだと、久々に自分のことが嫌になった。

「若いのに、苦手な人と一緒にいる時間はもったいない。」「もっと自分の都合の良いように、一緒にいる相手を選んで良い。」友達の言葉はずっと心の中で生きていて、悩んだ時に背中を押してくれる。

今いる環境は、私なりに作り上げてきたものだ。私にとって、大切で居心地が良く、落ち込むことの少ない場所を選んできた。特別な感情があったとしても、一緒にいるだけで私まで落ち込むような相手は今はいない。これでよかった、本当によかった。もう間違えたりなどしたくない。

とても暗い人間だと思う。私のような人間と一緒に暮らしたりでもしたら、マイナスな共感ばかりになり終わるのだろう。そんな私をカバーできるような周りの人がただひたすらに大切で愛おしい。

私もいつか、大切な人達の支えになれる存在になりたい。きっとずっと先の話になるのだろうけれど、それまで誰もいなくならないでほしい。今はただ、すでに大切な人達のことだけを思いたい。なにもいらない。

f:id:n_nanimonai:20221201225302j:image